つみたてNISA特集の4回目です。
今までの3本の記事はこちらからどうぞ。
さて、今回は皆さんが気になっているであろう、つみたてNISAの期待リターンについて考えていきたいと思います!
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の期待リターン
前回までの復習ですが、つみたてNISAではS&P500連動インデックスファンドを買うのが良いんでしたね。
さらに、信託報酬の年率と1%の楽天ポイント還元を考え、楽天証券で「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を楽天カード決済で買っていくのが良いんでした。
(詳しくは前回までの記事をご参照下さい)
ではまず、現在と20年前のS&P500の数値を考え、過去20年間のS&P500のリターンを概算していきましょう。
過去20年間のS&P500のチャートです。
2000年6月5日の数値は1467.63、2020年6月5日は3193.93です。
3193.93÷1467.63=2.17625014…… となりました。
2000年6月と言えばITバブル絶頂期ですが、それから20年間で2倍以上に成長していますね。さすが世界最強の指数、S&P500です。
1年あたりの年利を出すために、この20乗根(!?)を出すと、1.03964589……となりました。
つまり、年利としては3.964589……%ということですね。
「年利たったこれだけで2倍以上になるの!?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?これが複利の力ですね。あの天才アインシュタインも「複利効果は人類最大の発明である」と言っていたそうですよ。
話を戻しましょう。「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の信託報酬は年0.0968%ですから、これを引いた実質年率を3.867789%として、楽天証券の積み立てシミュレータにかけます。
楽天証券の積み立てシミュレータはいろいろシミュレーションができて便利です。
毎月の積み立て額は33,333円、積み立て期間は20年、リターンを3.867789%とすると……
このような結果に。
元本が799万9920円なのに対し、最終積み立て金額は1204万5721円。およそ1.5倍に成長していますね。
このシミュレーション結果は、年利が毎年必ず3.867789%であったと仮定した場合の結果です。実際のS&P500の毎年のリターンは、-10%の年もあれば、+15%の年もあり、チャートはガタガタになります。
ドルコスト平均法を用いた積み立て手法の場合、シミュレーションの想定のように毎年きれいなチャートを描く場合よりも、現実のようにチャートがガタガタになった方が成績は良くなると言われています。
この辺りの検証も今度やっていきたいですね。
また、2000年6月5日はITバブル絶頂期ということで、始まりの数値自体が高めになっているので、年利自体は低めに出ていると言うこともできます。
という訳で、実際の最終積み立て金額はシミュレーションよりも多くなっていると思います。
以下、言い訳のコーナー
毎月積み立て金額から実際の最終積み立て金額を正確に考える場合、その計算方法はかなり煩雑になります。
例えば、今月積み立てた33,333円は、翌月積み立てる33,333円より投資期間は1ヶ月長くなるため、計算式が変わってきます。
それが20年間(240ヶ月)に渡って続くため、20年間において毎月のS&P500の価格を調べ、1つ1つ計算していくのはExcelを用いた場合でもかなり大変です。
上手いことシミュレーションできたり、S&P500の毎月の価格が表になってたりするサイトがあるといいんですけども、どなたかご存じありませんか?(他人頼り)
まとめ
今回は概算ということになりましたが、つみたてNISAの期待リターンを出していきました。
夫婦のどちらかがつみたてNISAで20年間積み立てるだけで老後2000万円問題の6割以上は解決できるといえます。2人で積み立てれば(夫婦の入金力に多少差があったとしても)もう解決できるのではないでしょうか?
複利のパワーは凄まじいため、資産運用を始めるのは早ければ早いほど良いです。
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国試のデータ分析や検証企画と同様、こういう記事は淡々と事実だけをお伝えすることになるので、かかった時間に比べて記事が薄くなりがちでちょっと辛いんですが笑、今後もいろいろ検証していきたいと思います!
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医者になる前に楽天カード作っとくかぁ〜